物件調査で汗??

今日は、売買契約に向けた管理組合への管理状況調査で国分寺へ。
今回のマンションは、自主管理なので、管理人さんもおらず、理事長に管理状況をヒアリングしなければなりません。
また、売主様は賃貸で長年貸されていましたので、理事長さんの部屋番号とお名前しか分からないそうで、電話番号も分からず、在宅かどうか分からない状況で、居なければ帰ってくるまで待つ覚悟での直接訪問となりました。

マンションの売買の場合、管理会社、管理組合への管理事項の調査は、不動産売買の重要事項説明書作成において、一番重要な調査の一つです。
月々の管理費、修繕積立金の金額、今後変更予定の有無、駐車場の空き情報、ペット飼育の有無、過去の修繕履歴、長期修繕契約、マンション全体の修繕積立金の総額等、どれも将来的な資産の維持管理に直結しますので、非常に大切です。
ここを手を抜くと、トラブル原因となります。

理事長さんのお部屋に着いてインターフォンを鳴らすと、返答が。
ご在宅で良かったと安心したのもつかの間、「私は、理事長ではありません、お隣の〇〇さんです」と。??
えっと思いながらも、隣のインターフォンを鳴らすと、、、、不在。
諦めるわけにいかず、再度、売主様から聞いていたお部屋のインターフォンを鳴らし、
「〇号室の(売主様)方から聞いて来たんですけど」と伝えると、
「一番長く住んでいる〇号室の〇〇さんに聞いてみてください」と。???
次にこちらを訪ね、事情を話すと、ようやく事情が理解できました。

このマンションの理事長は1年間の輪番制で、確かに最初の訪問先の隣の方が理事長なのですが、途中で売却された為、新しく入った方が引き継がれているのか、昨年のままなのか、皆さんが周知されていないとのことでした。

新しく入居され理事長を引き継いでいる方は状況が分からないと思うので、〇号室の会計さんを訪ねてみればと言われ、幸いにもご在宅で、平日にも関わらずお会いすることが出来、調査にも親切にご協力いただけました。

今回は、特殊でしたが、不動産屋にとって自主管理の調査や利害関係のない方へのヒアリング、結構大変です。
電話やインターフォン越しに、 「不動産業者の者ですが」と「結構です」って切られる。
これ、不動産屋あるあるです。
なので、私は、要件から話すようにしています。

その後、恋ヶ窪の国分寺市役所に移動し、都市計画、道路の調査も無事終了。
殆どの場合、問題は無いケースが多いのですが、 不動産の調査で大事な事は、「何か問題があるだろう」と思いながら調査していくことが非常に大切です。特に、土地、戸建は。

夜は、東京駅にて元上司と、1年ぶりの再会、会食で、1日の疲れを癒しました。(笑)

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