明日の売買仲介契約準備が、先ほど完了しました。
何百、何十、何件目の契約でしょうか。
営業マン時代は700~800件までは通し番号を付けていたのですが、所長に上がってからの10年は、自分のお客様の契約数字を部下に付けたり、難易度の高い部下の案件を纏めたり、退職や異動した営業マンの引継ぎ等合わせると1000件前後になるのではないかと思います。
手数料金額でトップ10には入ったことは営業マン時代には有りませんでしたが、生涯契約件数では入っているのではないかと思います。
東戸塚センター時代には、年間契約件数54件が自己ベストでした。
(低額物件が多かったですが。。。)
今となっては、全てに通し番号を付けていなかったことを悔やみます。
つくづく感じるのは、所長に昇格してからもずっと、自分の過去お取引をさせていただいたお客様や、新規に発生するお客様の対応を自分でずっと続けてきたから、今が有るんだなと思います。
大手の仲介会社の所長職になると、月1営業所で15件程度の契約が有ります。
2日に1回の割合で、契約書・重説のチェック。
週末ごとの部や本社への報告、会議資料作成、広告媒体の企画と広告予算管理、部下のトラブルや、商談案件の同行等、ほぼ自分の営業をする時間は無くなります。
忙しい営業マンには、実務は全部引き受け、契約書、重要事項作成、調査は、私が全て行っていました。
営業マンから管理職になることで、上司からの真っ白な週末の予定の叱責、日々数字や案内件数、売却依頼所得件数等から解放され、営業業務以外の業務をやっているだけで良くなります。
多くの所長を見て来ましたが、営業職から管理・事務職への変化を多くの人は安住してしまいます。
第一線の営業マンからどんどん、錆び行くような感じです。
そして、自分では出来ないにもかかわらず、あの営業マンはここはダメだとかというボヤキに入ります。
マーフィーの法則で、「できる人は自分でやる、できない人は教える。」という言葉が有りました。
そしてついに、部下任せにしていた結果、住宅ローンも忘れ、契約書や重説も自分で作れなくなって行きます。
ついには、役職定年を迎え、営業職に戻った時には、何も出来なくなっています。
周りの中小の不動産会社を見ていると、伸びている会社は、社長が一番営業や仕事しています。
次に専務や番頭さん。
逆に大手は、若い人の活躍で成り立っているように思います。
お年寄りを支えるために。。。
昨今の日本の年金のように、これではいつかは破綻してしまいます。
「会社は頭から(社長)から腐る」という本を先日読みました。
私は、生涯現役、第一線の最前列で仕事をしていきます!
さて、外はまた猛暑ですが、これから、品川でまた人と情報を結びつけるため、会食に行って来ます。