リフォーム工事、分離発注の難しさ

明日は午後から雨の予報なので、動けるうちにと、今日は朝からリフォーム現場へ。

中区某所のリフォーム工事の進捗を確認に向かう道中、南区の業者事務所の前を通る予定だったので、立ち寄り。
1年振りになるでしょうか。
事務所に入るなり、一言、

「ブログ見てるよっ!」

独立されて四半世紀以上のベテラン社長。
税務や建売の施工業者の選択、金融機関の動向等、分からないことを色々質問させて頂きました。

社長!宣伝しておきましたよ!

次は、リフォーム工事の進捗確認。
前回、確認に来たのは、2月14日、ちょうど1か月前。
床・壁の大まかな大工工事は終わっていましたが。。。
キッチン、ユニットバスが中々入らないみたいで、1か月の工事期間としては遅延気味。

2月14日
3月12日
2月14日
3月12日
2月14日
3月12日

この現場、弊社の自社物件では無く、弊社仲介で買取業者に卸した現場で、再販は弊社が専任でさせて頂く予定。
自社買取でも良かったのですが、この買取業者さんは、リフォームはリフォーム業者へ丸投げせず、フルリフォームでも自社で分離発注されており、卸す代わりに分離発注のノウハウを教えてもらうのが狙いでした。

大きな買取業者さんでは、自社のリフォーム部門で分離発注されているケースも多いですが、この会社は担当者が仕入れ契約からリフォーム手配、現場管理、販売、売り契約と、全てをほぼ1人で回されています。
年間約数十億位購入されているので、件数にすると年間数十件。

担当者とは20年以上の付き合いになりますが、新築の販売が長く、リフォームに携わったのも数年前からとのこと。
最初は、大工や専門業者に、「そんなことも分からないのか!」と舐められ放しの連続だったそうでしたが、諦めずに勉強され、今では、気難しい大工さんや、設備屋さんとも専門用語を使い、解体の指示や現場打合せされてます。
不動産屋と言うより、リフォーム屋さん出来そうな知識量をお持ちで、何かわからないことが有ると、いつも相談に乗ってもらっています。

分離発注を自社でやるようになったきっかけは、高くて中々買えないので、リフォームコストを抑えるための苦肉の策で、今でも仕入れ営業に集中したいといつも仰っています。
その難しさは、解体屋、大工、設備屋、クロス屋、クリーニング屋の工程管理だそうで、大工が見つからないやら設備が入らないので、クロス屋が予定通り入れなかったりと、その工程管理だそうです。
今回の現場の遅延も、設備の入荷遅れが遅延の要因です。

先日、表装リフォームで済むマンションを弊社で購入しましたが、クロスの張替えだけでも、丸投げの見積もりとクロス屋に直接依頼の見積もりのその差、20万円以上。
丸投げのほぼ半分の金額でした。

分離発注の難しさ、まだまだ勉強中です。

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