売却相談、大型マンションの維持費、老後の不安

今日の朝一は、過去に私の仲介でお取引をさせて頂きましたお客様からの住み替え相談の打ち合わせへ。

きっかけは、ご主人様もあと数年で古稀を迎えられ、あと数年で自分が働けなく無くなった際に、このマンションが維持出来るのか心配になって来たとの事。
現在のお住まいは100㎡近い大型マンション。
当初は、ご両親、家族5人でお住まいだったそうですが、ご両親が他界され、お子様2人もご結婚等で家を出られ、現在は3人でお住まいになられており、空いた部屋は荷物置き場になっているそうです。
昭和後半のマンション故に、今後の修繕積立金の値上げも、毎回総会で議題に上がっており、駐車場を入れると6万円近くの負担。
マンションの管理費・修繕積立金は専有面積に比例して高くなり、100㎡も有ると値上げ幅も大きくなります。

管理費・修繕積立金、駐車場、固定資産税をお聞きすると年間90万円近く負担されていました。

①残債が無いこと
②マンションは今なら数年前より高く売れる可能性が有る事
③中古戸建てはマンションほど価格上昇していない事
④現在の広さは今後の家族構成で必要ない事

お客様も、答えは同じでしたが、売却して戸建てへ住み替えを検討したいという結論。

まずは、具体的な自宅の価格調査し、どの位の戸建てへの住み替えが可能かを趣味レーションしてみましょうということとなりました。

横浜市の平均世帯人数は2人を切っております。
私の家の周辺も古い分譲地で、高齢者の1人住まいの家が多く有ります。
戸建ての場合、大きな間取りや敷地で有っても、維持費はせいぜい固定資産税程度で済みますが、大型のマンションとなると管理費・修繕積立金・駐車場の負担は、住宅ローンが無くても、住んでいる限り続きます。
また、固定資産税も木造住宅に比べ、中々安くなって行かない。

庭のお手入れ、防犯・セキュリティー、階段、掃除の大変さから、戸建からマンションへの縮小買い替えをされるお客様のお手伝いをさせて頂くケースが多かったように思いますが、今回の様に、古くなった大きな間取りのマンションを維持していくのも年金暮らしでは大変です。

M様、お力になれる様、全力を尽くします!

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