週明けより、バタバタと仲介案件が纏まり出し、弁護士との打ち合わせや契約日時調整、書類作り、調査の3日間。
仲介案件で直で有れば自分のペースで売り・買いと調整できるのですが、客付や物元になると、相手の仲介担当にペースを乱されます。
今回の契約案件の1つも弊社が客付けで、物元担当と調整しているのですが、3回催促してようやく回答が来る状態。
また、五月雨式にやたらと確認で電話が掛かって来て、疲れます。
ま、あと少しなので、頑張ります。
20年以上、FRKの雛形を使っていたので、いまだに、宅建協会の契約・重説作成ソフトの打ち込み、慣れません。
なので、時間が掛かり、本日も少し早めの出社をし、重説・契約書作成に集中。
昼前に、「お~いる~?」と、事務所のドアが開き、びっくり。
弊社の事務所から歩いて数分のマンションに住んでる、サラリーマン時代の元上司でした。
当時は私は、営業所長、元上司は神奈川全店舗の統括部長。
60歳を超えても再雇用で65歳まで働き、2年前に隠居されました。
以来、ウォーキングの途中に事務所へ寄って頂いたりで、よく顔を出して頂いています。
今日の話題は、二人勤めていたの某営業センターの閉鎖の話題から。
「人も辞め、店舗を閉め、どこまで縮小していくのかねぇ。」
「お前はちょうど良い時期に退職したよ。」
元上司は、数年前に奥様を亡くされ、退職後は1人暮らし。
趣味も特になく、気づいたら3~4日誰とも話してない事も有るそうで、このままじゃボケてしまうんじゃないかと心配になり、地域のシルバーサービスに登録されてみたりされたそうです。
サラリーマン時代の勤めていた会社は、平均年齢の若い会社で、最近ようやく営業マンの60歳定年者が出てきて、身近な方から今まで定年後の生活の話を聞く機会が有りませんでした。
「お前は良いよなー、一生働けるから。」
「嫁が居て、家に居づらいから皆働いたりしているけど。。。」
「2年、年金暮らしして分かったけど、年金貰ってちょーど毎年100万円赤字。老後の2000万は本当に要るね。」
社内の人間関係や業務のストレス解放、数値目標からの解放、そして、働かず、国からの年金で暮らす定年後の悠々自適の生活を、若いころからぼんやりとイメージしていましたが、現実はそうでは無いみたいです。
65歳まで再雇用、そして85歳まで生きるとして、65歳から20年。
確かに私には定年は有りませんが、老後は有ります。
まだまだ先と考えてましたが、身近な方からの現実故、考えさせられるものが有りました。