ある仲介会社担当者からの相談。
売主様の希望価格に届かず、弊社又は弊社仲介で買主業者を探して欲しいとの依頼。
販売図面を頂くと、売地の図面でした。
その中に、「S62年築古屋テラスハウスの上物あり」との記載。
建物の状況を聞くと、各々70㎡の2戸1のテラスハウスで2台の車庫付き。
収益で回らないかと、鍵を担当者に手配してもらい内覧。
内装の昭和感はイメージ通りで、外装費用の掛けようによっては、賃貸としては行けそうです。
マンションとは違い、戸建ての場合は建物が使えるようになると、再建築不可や借地権の物件で有っても収益が見込めれば収益物件として、難あり物件でも、高利回りの魅力で、買い手は不動産業者、個人を問わず居ます。
この担当者、室内見るのは今日が初めての事。
築年数から、即土地での売却しか思いつかず、収益物件化することは考えてなかった様です。
法人買取りで建売用地としての金額が伸びなければ、土地売りと並行して、収益物件、間取りを付けた戸建て表記でネット出してみればと、アドバイス。
2戸1のテラスハウスなので、壁を一部壊し、2世帯住宅需要や、事務所+自宅、の需要も出て来るかもしれません。
戸建ての販売方法は、マンションや更地の販売方法に比べ、視点の切り替え方で気づかなかった需要の掘り起こしが出来る場合が多々有ります。