町内会へ参加して感じたこと

現在の家に住んで十数年。
今回、初めて町内会の班長の順番が回ってきました。

班長の束ねる方が、組長と副組長。
そして今日は、近くの公園に集まり、その11班からなる新班長への組長と副組長からの説明会が有り参加してきました。

私の住む町は、昭和40年代前半に開発された広大な分譲地内。
集まってまず驚いたのは、参加されている私以外の10名の殆どが高齢者。
間違いなく、ダントツに私が最年少。
立ち話スタイルで説明会が始まり、すぐに一人の方が、直ぐに手を挙げられ、足が悪いので、ここに座っても良いですかと、公園の遊具に腰掛けられました。

町内会費の回収、夏祭りの手伝い、総会への参加、公園清掃の物置の鍵管理、清掃後の清掃局への報告、街灯切れが有った際の組長への連絡、込み収集ネットの管理、回覧板の管理等々、町内会がこんな風に運営されていたのかと感心するばかりでした。

ただ、一通りの説明が終わった後は質問タイムでしたが、話がどんどん困っていることの相談会に。。。
  ・足が悪いので回覧板を回せないから、町会費は払いますが回覧板は飛ばしてもらえないか。
  ・町内会の方から電話が掛かって来ても、知らない番号は受けない様にしているのでどうすれば良いか。
  ・坂が多いところの班なので町内会費を集めに回れない。
  ・公園清掃が終わった後、清掃局への連絡はFAXでと言う事ですが、FAXが無い、コンビニでも操作できない

未だに私の町内会には、名前・住所・電話番号の記載された町内会名簿が数年に1回更新されて届きます。
今に時世、「?」と思いながらも、これだけ多くの高齢者同士の町内会となれば、昔の運営方法を周到するのがやっとで、情報もアップデートすることも難しいのではないかと思います。
回覧板も、今はメールの方が早いし、印刷コストも要らず、変更していくに越したことは無いかと思いますが、このような高齢者が直ぐに対応できるわけがない状況だというのを感じました。

先日、取引させて頂いた古い団地。
自主管理で管理の調査をヒアリングしていると、高齢者ばかりとなり理事長が出せず、また、総会にも出席者の決議出席者が足らず、外部から理事長を雇い、その報酬を各戸が数千円負担している管理組合が有りました。

電話が有っても「オレオレ詐欺」で取れず、メールやSNSを使えず、回覧板すら回せなくなって来ている高齢者。
横浜市の統計では

1年間の持ち回りの町内会の班長となりますが、私でお役に立てる事が有ればと思います。



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